春がやってくると嬉しいと感じる反面、花粉症に悩まされるシーズンが来たなあと悲しくなる方もいらっしゃることでしょう。あるいは、花粉症と思ってはいないけれど、ちょっと目がかゆくなる、くしゃみが出る、肌が荒れるなどの症状がある方もいらっしゃることでしょう。これらの症状はすべて、花粉症かもしれません。

花粉症は対策をきちんとすれば軽減されます。花粉症と気づかず、なんとなく不調だなと思ったまま春を過ごしていてはもったいないです。ここでは、花粉症のメカニズムや原因、風邪との違いなどについて詳しくご紹介していきますので、花粉症についてよく知って、適切な対策をしてください。花粉に負けず、春を楽しみましょう。

花粉症ってなに?

花粉症とは何でしょうか。今一度、おさらいしてみましょう。

花粉症とは、花粉を原因とした目や鼻におこるアレルギー症状で、春先のスギをアレルゲンとするスギ花粉症は国民の40%弱の人がかかっている国民病とまで言われる症状です。主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりと目のかゆみなどです。完璧な治療法はまだなく、主に抗アレルギー薬や点眼薬などの投薬治療を主としています。

また、花粉症は春のスギ、ヒノキの他、秋口のブタクサも同様に症状を引き起こし、その花粉の種類は50種類程あり、中には一年中症状に苦しむ人もいます。

また、原因はアレルギー体質である事の他、食生活の変化や不規則な生活、ストレスなどとも言われており、生活の改善も花粉症の予防に大切だといわれています。

症状は軽度から重度まで様々ですが、少しでも症状を感じたら早めに受診する事が大切です。

花粉症の症状にはどんなものがある?風邪との見分け方とは?

春先にくしゃみや鼻水が出ると、風邪か花粉症かわからず困るということがあります。花粉症の症状はどのようなものがあり、風邪とはどう違うのか、どのようにすれば見分けられるのか、ご紹介していきます。

花粉症の主な症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみです。これは空気中を浮遊している花粉が鼻粘膜に付着し、それを取り除こうとして起こるアレルギー反応です。また、熱っぽいだるさや倦怠感などの症状も現れます。似た症状を起こすものとして、風邪や新型コロナウイルスがあります。

これらと花粉症を見分ける特徴はいくつかあります。鼻症状と同時に目もかゆくなるなら、花粉症の可能性が高いでしょう。また、花粉症は透明でサラッとした鼻水が出て、鼻づまりもよく起こります。くしゃみは発作的で連続し、これらの症状は朝方に強い症状が出ることも特徴的です。また、花粉症は発熱をしても微熱程度です。高熱が出るようであれば別の病気を疑いましょう。

なんで花粉症になるの?花粉症のメカニズムとは?

毎年春や秋になると全国的に流行する花粉症は、今や国民病といってもよい状況にあります。では、この花粉症は一体どんなメカニズムで起こる症状なのでしょうか。

一般に花粉症はアレルギーの一種であるとされています。アレルギーとは、外部の物質に対して体が起こす免疫反応が過剰にあらわれてしまった状態を指します。花粉症の場合、アレルギーの原因となる物質すなわちアレルゲンは花粉ですが、季節によって杉やブタクサなど複数の原因植物が考えられます。

アレルギーは突然起こるわけではありません。体がアレルゲンに暴露されると、体には「抗体」と呼ばれる特殊な物質が生成されます。これが長期間続くことにより、抵抗物質のヒスタミンなどが過剰に放出され、目や鼻の粘膜に炎症を引き起こすのです。花粉症の症状を減らすためには、このヒスタミンなどの物質の放出を抑えるとともに、原因となるアレルゲンへの暴露を減らす必要があります。

花粉症になる人が多いのはなぜ?

昔はそれほど聞かなかった花粉症ですが、毎年春になると花粉症になる人が増えています。日本ではなぜこのように花粉症患者が増えたのでしょうか。

花粉症の患者は年々増加する傾向にあり、厚生省の調査は平成10年から20年の間にスギ花粉症患者が約10%増加したと報告しています。花粉症の中でも多いのがスギ花粉によるものですが、これが増えた理由に戦争があります。戦争で焼け野原になった日本各地にスギが大量に植えられましたが、花粉を多く産出する樹齢30年前後のスギが1960年代に増え、1970年代にスギ花粉症が急速に増えたのです。

都心部で地面がアスファルトで覆われたことも花粉症患者が増えた原因の一つです。土の地面と異なり、アスファルト面では落ちてきた花粉が吸収されず、風が吹くと何度も飛散を繰り返すからです。

花粉はそのままの状態より、大気汚染などの化学物質と結びついた方がアレルギー症状を起こしやすいとされています。ですから、空気が汚れたことも花粉症患者が増えた原因になります。

また、不規則な生活、睡眠不足、ストレスなどで自律神経の乱れが生じ、免疫力が低下することも花粉症患者が増えた原因と考えられます。

花粉症の原因の花粉ってどんな種類がある?

花粉症の原因となる植物は多く存在し、その数は60種類以上にもなるといわれています。

花粉症の原因として代表的なのはスギ花粉、次いでヒノキ花粉です。飛散量も多く、日本で発症する花粉症の原因としては最も多いです。2~4月に飛散するスギの次に、少し遅れてヒノキ花粉が3~5月に飛びます。スギ花粉の時期が終わったはずなのに症状がある人はヒノキ花粉のアレルギーがあると考えられ、ヒノキ花粉症の人の7割はスギ花粉症も発症しているといわれます。

また、代表的なスギ・ヒノキ以外では、8~10月に飛散するキク科のブタクサやヨモギ、最近増加傾向にあって飛散時期が4~11月と長いイネ科の植物(カモガヤ、オオアワガエリ、ススキ)などもあります。

また、これまで紹介した植物の花粉症は目や鼻に症状が表れるものがほとんどですが、北海道に生息するカバノキ科のハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシなどは、リンゴなどの果物を食べた際に口内が痒くなるといった、他の花粉とは異なる症状がみられます。

それぞれ飛散時期や症状が植物によって違うので、自分が何の花粉にアレルギーがあるのかきちんと把握したうえで対策をすることが大切です。

今更聞けない!花粉症ってなに?しっかり知って対策を

春先になると花粉症に悩む人が増えてきます。花粉症は、適切な対策をすれば軽減されるものの、なんとなく不調な日々が続くなあと思うだけで対策しなかったり、風邪と間違えてしまったりするとよくありません。

花粉症は、アレルギー物質である花粉に対して体が起こす免疫反応です。鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、倦怠感、微熱などが症状です。風邪とちがって高熱になることはありませんし、朝方に症状が強くなりやすいのも花粉症の特徴です。花粉への暴露を減らすことや症状を緩和する薬で、不快感が改善されます。

なお、花粉症はスギやヒノキが有名ですが、様々な植物が原因となっていることがあります。ですから、安易に風邪だろうなどと自己判断せず、気になったら病院で検査をしてみることをおすすめします。

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