投稿:2020.06.05/ 最終更新:2023.12.04

ウッドデッキには天然木だけでなく、人工再生木という素材も使われているのをご存知でしたでしょうか?天然木も人工再生木もそれぞれに特徴があり、捨てがたい素材です。ここでは天然木と人工再生木の違い、それぞれのメリットやデメリットについて考えてみましょう。

ウッドデッキに使用される天然木と人工再生木の違いとは?

ウッドデッキに使用される天然木と人工再生木の違いをご存知でしょうか。天然木はその名の通り、自然そのものの木のことです。一方人工再生木とは、木粉とプラスチックを原料に人工的に作られた工業製品になります。

天然木ではハードウッドが人気です。ほとんどが輸入材となるため価格はやや高めです。一方、人工再生木は廃材を原料とするため、かなりエコな製品です。手に入りやすく、価格もリーズナブルです。

天然木はもちろん自然の温もりがあり、肌触りも独特です。ただ最近は人工再生木も木目や質感まで天然木そっくりにできており、天然木と間違うこともあります。

天然木と人工再生木の主な違いは耐久性にあります。天然木はどうしても、湿気などの原因で腐敗が起こってしまいます。そのため、年に1回程度の防腐剤を塗ったり、再塗装をしたりする作業が欠かせません。人工再生木は腐敗の心配も少ないため、耐久性も高く長持ちします。

ウッドデッキを天然木にするメリットとは?

近年の自然志向の高まりを受け、ウッドデッキに天然木を使うのが人気です。天然木のウッドデッキは、木の温もりを感じられます。また、暑い夏や寒い冬でも熱による影響を受け難く、夏は涼しく冬は温かく感じられます。

また天然木は加工性がよく、庭や家の構造に合わせさまざまな形状に容易に加工できます。

当然寿命があるので、経年劣化による建て替えのため解体が必要になることもあります。その場合、不要になってしまったウッドデッキの木材の廃棄処分も、自治体で行うことも可能です。

ウッドデッキを天然木にするデメリットとは?

ホームセンターに置かれている木材はホワイトウッドやソフトウッドと呼ばれるもので、安価で加工がしやすいのですが、シロアリなどに弱く、腐食もしやすいためメンテナンスが大変です。雨や雪の影響を受けると、腐食の進行がさらに早まります。

ハードウッドは硬くて丈夫ですが価格も高い傾向にあり、出回っている量も少ないため入手が容易ではありません。手に入ったとしても加工が難しいので、DIYでウッドデッキを作ろうとしてもかなりハードルは高いです。

天然木なのでシロアリの心配もあります。ソフトウッドもハードウッドも濡れると滑りやすくなります。ささくれが出やすいので、お子さんやペットがいるご家庭では心配です。

ウッドデッキを人工再生木にするメリットとは?

人工再生木を使ったウッドデッキが人気となっています。人気の理由は天然木に負けないようなメリットがあるからです。

そのメリットの一つは加工性がよいという点です。丸ノコで切断したり、ビス留めをしたりすることが容易にできます。

ささくれや割れ、腐敗がほぼ発生しないというのもメリットです。お子さんやペットがいる家庭でも、安心・安全にウッドデッキ上で遊ばせることができます。

経年による退色もほぼ無く、長い間施工時の状態がキープできます。工業製品であるため商品にバラツキが少なく、デザインも豊富であるというのもメリットです。

メンテナンスに時間やコストがかからないというのもメリットです。塗装の塗り直しの必要もなく、簡単な掃除で状態が保てます。また、工業製品なので供給が十分です。

ウッドデッキを人工再生木にするデメリットとは?

人工再生木のウッドデッキにデメリットらしいデメリットはあまりありません。

強いてあげるなら、太陽光を吸収しやすいので熱を保持しやすいということです。

また、人工的に作られたものなので質感は天然木に比べるとやや劣るといわれています。 しかし、Woodspecグレイスデッキは自然木のような質感にこだわり、高級感の漂う木質感を実現致しました。また、ムク材なので切断面もよりリアルな木質感で、カット面はそのままで違和感のない風合いです

ウッドデッキに使用される天然木と人工再生木の違いについて

ウッドデッキに使われる天然木には自然の温もりがあります。肌触りもよく、表面温度も熱くなったり冷たくなったりということも少ないです。ただ腐食しやすいため経年劣化は進みやすいです。ささくれによるケガの心配もあります。

人工再生木は木くずや廃プラスチックが主原料です。工業製品のため品質にバラツキはありません。耐久性もあり、メンテナンスの手間もそれほどかかりません。デメリットは炎天下の高温ですが、Woodspecグレイスデッキならその心配も不要です。 天然木も人工再生木もそれぞれにメリットやデメリットがあります。どちらを選ぶにしても、年数が経った時にどう変化するのかをよく調べ、素材を決めるようにしてはいかがでしょうか。

環境と人に優しい再生木原料。WOODSPEC®グレイスデッキ

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