バルコニーのあるお部屋に住んでいる方、有効活用はできていますか。バルコニーは屋根がないので、日差しや雨が気になってあまり使っていないという方や、雨にさらされて劣化が気になっているという方もいらっしゃるかもしれません。
うまく活用できていないバルコニーや劣化が気になるバルコニーは、リノベーションしてみませんか。バルコニーのリノベーションには、ウッドデッキやルーバーを用いるとよいでしょう。生まれ変わったバルコニーで読書や晩酌などのリラックスタイムを過ごしたり、お子さまやペットと一緒に遊んだり、ガーデニングなどの新しい趣味を始めてみたりしませんか。ここではバルコニーのリノベーションのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。
バルコニーってなに?
バルコニーとは2階以上にあって屋根のない、室外に突き出した比較的広い部分です。ベランダとの違いは屋根の有無です。屋根がないという点と広いという点において、バルコニーはテラスと共通していますが、テラスは建物の1階にある場合をいいます。
マンションのバルコニーの場合は階下の屋根の上に作るルーフバルコニー、人の使用を目的としない物置などに使うサービスバルコニーが主です。マンションのバルコニーの注意点としては、共有部分なので、専有部分である住居と違ってリフォームはできません。また、部屋との境に設けられている薄い板のある場所は災害時の避難通路となるので物は置けません。
バルコニーの長所は、日当たりがよく明るくて暖かいことです。逆に短所は、雨に弱く夏は日差しが強いということです。建物の外ながら部屋の一部として使えるので、実用スペースの他に屋外リビングとして、アイデア次第で個性的な使い方ができます。
バルコニーやベランダが劣化するとどうなる?
バルコニーやベランダは建築時に必ず防水工事が施されていますが、屋内と比べると雨や紫外線の影響を受けやすく、劣化の激しい部分でもあります。特にバルコニーには屋根がないため、ベランダに比べてより傷みが進行しやすくなっています。
建築時に施された防水層が劣化すると、建物内部に雨水が侵入して雨漏りの原因となります。特に外壁との接合面には注意が必要です。建物内部に雨水が侵入すると骨組みなどを腐食し、建物が倒壊するおそれもあります。
バルコニーやベランダの劣化のサインには、塗装のひび割れや剥がれ、雨水が溜まる、下に雨染みが起きるなどがあります。さらにこれが悪化すると、塗装の隙間から侵入した雨水により床面が微妙に変形し、ここに雨水が溜まることで雨漏りが発生します。
雨水が侵入している場合にはバルコニーやベランダの下に雨染みが見られますので、こうなると早めの対処が必要です。
バルコニーやベランダをリノベーションする際に敷くだけのウッドデッキがおすすめの理由とは?
バルコニーやベランダをリノベーションするには、ウッドデッキがおすすめです。見た目に開放感が出るのはもちろん、はだしで出ることもできるので部屋が広くなった感覚でベランダを使用できます。
また、ベランダのコンクリートからの放射熱が木によって抑えられることから、節電にもつながるお得さもあります。ウッドデッキがあることで日光浴や家族団らんの場、ガーデニングなどの趣味の場として多様な楽しみが広がることでしょう。
ベランダをウッドデッキにするときに心配なのは施工費、賃貸の場合は契約の規則、それから掃除が面倒ではないのかという点でしょう。しかし、取り外しが可能なウッドデッキパネルを使えば、自分で安くベランダをウッドデッキに変えることができるのです。取り外しも自由にできるので、賃貸物件でも問題ありません。
ウッドデッキパネルには天然木で作られたものから人工木でできたもの、大きさも様々あり、基本的に置くだけでできてしまいます。中にはジョイントをくっつけるものもありますが、業者を呼ぶような手間がなく簡単に自分でウッドデッキを作ることができるのです。インテリア感覚でベランダのウッドデッキを楽しんでください。
バルコニーをリノベーションするときにルーバーがおすすめの理由とは?
バルコニーをリノベーションして、来客時の接待に使ったり子供やペットの遊び場にしたりと、有効に活用したいという方が増えています。
しかし、バルコニーは周辺の建物によっては丸見えになることが心配です。プライバシーを守るためには目隠しとなるものが必要です。そこで、フェンスなどを取り付けることが考えられますが、フェンスなどでは風通しや見通しが悪くなるなどのデメリットが生まれてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ルーバーです。ルーバーを使えば、風や太陽光を取り込みながら、外からの視線を遮ることができます。こうすれば、プライバシーを守りつつ、開放感のある空間を作ることができます。
素材、サイズ、縦格子か横格子か、羽板の幅など、選び方によってバルコニーの印象が変わりますので、これだと思うルーバーを探してみてください。
バルコニーをリノベーションするメリットとは?
マンションに住んでいる人は、バルコニーのリノベーションはできない、と考えているかとおもいます。しかし、マンションでもリノベーションは可能です。手軽な方法としては、床材や目隠しフェンスを変えるだけのものもあります。それぞれの方法とメリットについてご紹介します。
床材は、置くだけのウッドパネルを並べると簡単です。印象を変えることができますし、室内からそのまま裸足で行けるようにすれば、部屋が広くなったように感じられます。
屋根を付けるという方法もあります。屋根を付けると雨の日に洗濯物が濡れなくて済みます。また、テーブルや椅子をおいている場合、雨が降っていてもカフェ気分を味わうことができます。工事が必要な屋根もありますが、DIYでできるものもあれば、大きなパラソルのような移動させられるものもあります。
目隠しを取り付けるのもおすすめです。バルコニーで過ごすとなると周りの建物からの視線が気になるものですが、単に目隠しを取り付けるだけでは、風通しが悪くなったり見晴らしが失われたりしてしまいます。その対策としてルーバー式や格子形の目隠しを取り付けることで、風通しを確保したリノベーションができます。
バルコニーをリノベーションしてみよう!すぐにできる方法とメリットまとめ
せっかくバルコニーがあるけれど、全然活用できていないという方は意外とたくさんいらっしゃいます。その理由は、雨や紫外線が気になるとか、周りの建物からの視線が気になるとか、賃貸物件だから何かしてもよいのか悩むなど、いろいろです。
しかしながら、せっかくのスペースですから、活用しなければもったいないです。そこで、バルコニーを過ごしやすくするためのリノベーションがおすすめです。
ルーバーで目隠しをしたり、屋根や床材をつけ足したりするだけで、バルコニーを過ごしやすくすることができます。ちょっとしたリノベーションで、バルコニーを来客対応スペースにしたり、お子様やペットの遊び場にしたり、読書や晩酌のスペースにしたりしてみませんか。
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