投稿:2021.01.20/ 最終更新:2023.12.04

これからマイホームを建てたりリフォームしたりする方に是非知ってもらいたい情報があります。それは、今注目のインナーバルコニーです。

インナーバルコニーとは、建物の一部が屋外となっている屋根付きの比較的広いスペースで、もっとわかりやすく述べると広いベランダのようなものです。家の中だけれども屋外の要素があり、且つ屋根があるので、様々な使い方ができます。

ガーデニングや子どもの遊び場としてはもちろん、洗濯を干すスペース、デッキチェアやハンモックを置くリラックススペースなど、あなた独自の使い方ができます。インナーバルコニーには魅力的な点が多いので、メリットやデメリットを把握したうえで、設置を考えてみてください。

インナーバルコニーって何?

インナーバルコニーとは、家の2階以上に設置する、屋根付きの屋外部分です。2階以上で屋根がある比較的狭いスペースをベランダ、2階以上で屋根のない比較的広いスペースをバルコニーと呼び、インナーバルコニーはバルコニーにさらに屋根をつけたものです。つまり、広いベランダをイメージしていただければよいでしょう。

インナーバルコニーは様々な使い方ができます。家の中にいながら程よく風や日光を感じることができるので、アウトドア気分を味わったり、子どもやペットを遊ばせたり、ガーデニングをしたりするスペースとして使えます。屋根があるので、リビングの延長としてソファやテーブルを並べることもできます。洗濯ものや布団を干す実用的なスペースとしても使えます。このように、インナーバルコニーは様々な用途に使える空間として、今注目されています。

インナーバルコニーのメリットとは?

インナーバルコニーのメリットというと真っ先に何が思い浮かぶでしょうか。

インナーバルコニーを設置することの一番のメリットはやはり、半屋内の空間なので天候に左右されず洗濯物を干すことができるという点です。よほどの風が吹かない限り、天気が心配でも雨に濡れることはないので、洗濯物を干したまま安心して外出することができます。

また、特に2階にリビングを置く場合に効果的ですが、屋外とひと続きの空間を演出することができ、見た目が広いだけではなく、リビングの延長のような感覚で使うことができます。

バルコニーに外用のテーブルやイス、小物を置いておいても、雨に濡れて錆びて傷んでしまう心配をせずにすむため、流行りのベランピングなども思う存分楽しめます。

さらに、インナーバルコニーは趣味に活用することもできます。プランターでガーデニングをしたり、野菜を育てたりしてみるのも楽しいですし、お子さまがいらっしゃれば、人目を気にせずにビニールプールを楽しむこともできます。

他にも、気候のよい日には読書をしたり、夜は星を見ながらお酒を楽しんだりと、さまざまな使い方ができます。

インナーバルコニーのデメリットとは?

インナーバルコニーの一番のデメリットはなんといっても設置費用です。インナーバルコニーは断熱材や屋根が必要になるため、一般的な外に張り出しているバルコニーよりも価格が倍以上に高くなります。

特に広いインナーバルコニーをつくろうとした場合、それに応じて、価格も大きくはね上がるので、費用面で気をつけなければなりません。

また、インナーバルコニーは多くの場合が延べ床面積に含まれるため、固定資産税がかかってきます。ですから、費用を考えるときは、家を建てるときだけでなくその後のことまで計算に入れましょう。

それから、インナーバルコニーを設置することで、それより奥の部屋の日当たりが悪くなる可能性があることもおさえておきましょう。せっかくリビングを広々と明るい空間にしようと思っても、リビングがインナーバルコニーの奥になってしまい、実際には光がリビングまで届かずに暗い部屋になってしまうこともありえます。そうならないためには、部屋の配置や採光計画は非常に大切になります。

さらに、インナーバルコニーを優先すると、他の部分の間取りや構造に制約が出ることがあります。インナーバルコニーでは屋根を支える為の構造や間取りが必要となります。屋根を支えるための柱や壁の必要量は、屋根の大きさによりかわってきますが、インナーバルコニーを作るがゆえに、理想の間取りからは少し違う間取りになってしまう可能性があります。

これらのデメリットをふまえた上で、インナーバルコニーを設置するかどうか検討することが大切です。

インナーバルコニーとサンルームの違いって何?

インナーバルコニーとサンルームにはどのような違いがあるのかご存じですか。

インナーバルコニーとは、家の一部分を屋外として使用するスペースのことをいいます。一般的なバルコニーは外に張り出した構造になっていることが多く屋根もありませんが、インナーバルコニーの場合には建物に組み込まれており屋根が付いています。洗濯物や布団を干したりする場として使われることが多いです。急に雨が降ってきても屋根があるので濡れる心配がありません。家庭菜園やガーデニングなどを楽しむ人もいます。

それに対してサンルームは、屋内にあるスペースの一部分になります。自然光を取り入れるのにガラス張りにすることが多く、気密性や水密性に優れているので居室としても使用することができます。洗濯物を干す場としても使われ、洗濯物に花粉が付くのも防げます。ただしガラス張りなので外から中が丸見えになってしまいます。

インナーバルコニーにルーバーを設置するのがおすすめの理由とは?

インナーバルコニーを設置するなら、ルーバーも活用してみませんか。

インナーバルコニーでは設置場所にもよりますが、窓を開放することでリビングや寝室を広く活用することができ、日中も夜も楽しむことができます。室内との高低差がないこともインナーバルコニーの特徴で、子どもがバルコニーで遊んでいても室内から目の届くところにいるので安心して遊ばせておくことができます。

様々な過ごし方ができるインナーバルコニーですが、その際、どうしても気になるのが外からの目線です。そこでおすすめなのがルーバーで目隠しをすることです。ルーバーで目隠しをすることで光を取り込みながら外からの視線を遮ることができます。

インナーバルコニーにルーバーを設置しておけば、朝、起き抜けのままインナーバルコニーでのんびりしたり、お子さまを水着や薄着で水遊びさせたり、部屋着やノーメイクで洗濯物を干したりしても大丈夫です。インナーバルコニーには是非ルーバーを設置しましょう。

生活が豊かになる!インナーバルコニーまとめ

家を建てるなら、インナーバルコニーを検討してみませんか。インナーバルコニーとは、家の2階以上に設置する屋根のある屋外部分です。屋根があるので少々の雨には濡れることがありませんし、家の中にいながら自然光や風を感じながら過ごすことができます。

洗濯干し場としてはもちろん、子どもやペットの遊び場、読書や晩酌をするスペースなど、様々な使い方ができます。

インナーバルコニーは、施工費や固定資産税が高くなること、インナーバルコニーより奥の部屋の採光が難しいことなどに注意が必要ですが、様々な使い方ができるので、検討してみてください。なお、インナーバルコニーの目隠しには、適度な採光と風通しを確保できるルーバーがおすすめです。

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